映像講座
講師
関谷 浩
講座ラインナップ
オリジナル
指導対象
国公立大・私立大
時間数(50分×コマ数)
6
受講料
23,980円(税込)
講座レベル
国語
new
「御覧ぜらる」の解釈をどうするか
「受身・使役表現の取り扱い」と「対者敬語」についてお話しします。
一般に助動詞という「る・らる」を取り扱う際に、他の助動詞類の取り扱いとは同じようにはできません。「花が咲く」に助動詞「た」が付いた「花が咲いた」では、主語は変わらないのに、「太郎が花子を見る」と、受身の加わった「太郎が花子に見られる」とでは「見る」という動作の主体が異なるのです。そこで、受身が加わった表現はどう扱うとよいのかということを考えようと思います。また同様の見方に使役表現もあるので、それについても扱い、さらに、敬語の加わった表現をも考えて、「御覧ぜらる・御覧ぜさす」などの解釈を確認しようと思います。また、対者に対する敬語についても言及する予定です。
視聴期間12月17日(火) ~ 2025年2月13日(木)