映像講座
講師
清 史弘
講座ラインナップ
新課程・オリジナル
指導対象
国公立大・私立大
時間数(50分×コマ数)
6
受講料
23,980円(税込)
講座レベル
数学
変化する大学入試数学に向けて
「質の変化」(本質の理解)と「出題分野の変化」(数学B:統計)に対応するための講座です。
この講座は、ここ数年の大学入試の変化に対応していくための講座です。変化は主に2つの方向があります。その一つは「質の変化」もう一つは「出題分野の変化」です。「質の変化」とは、例えば、2023度の東京大学、東京工業大学の入試問題では、数学の本質が理解されていないと手も足も出ないように問題-それは、一見すると見たことがないような問題-になるように工夫されていますが、このような内面的な理解に重心がさらにシフトしているという変化です。このような変化は以前からありましたが、近年この傾向が顕著になりつつあります。また、このような問題は、高校数学に慣れ親しんだ教育者にとっては、「同じ問題」「普段学習していることの延長」に見えるかもしれませんが、高校生の中には「同じ問題には見えない」ことの方が多いといいます。それは、「同じ問題に見える教育がなされていない」(解法の暗記が最終目標の教育など)ことによります。数学とは「異なるものを同じものとみなす学問」でもありますから、表面が異なっていても同じ問題として扱えるようにならなければなりません。このように難関大が求めている力を育むためには、何が大切かを提案していきます。
もう一つの「出題分野の変化」は、2025年からの新課程入試から重要視される数学Bの「統計的な推測」が中心です。新しい分野については、「内容を正確に把握すること」「深入りしすぎないこと」が大切です。この統計分野はある程度、数学的な理解をしておくことで、理解がしやすくなりますので、その点に触れていきます。数学Bの統計を初めて学習する人にも適しています。
※過去の同名講座と同じ内容です。