答案の作成指導と高校数学の新たなる発見

高校数学の奥深さと未知の世界への招待をします。
国立大学および一部の私立大学の入試では、数学に記述式の答案を作成することが要求されます。受験生はその中で数学の「作文」をすることになりますが、そこで必要なこと、不必要なことを整理し、論理的に正しい解答が書けるようになるような指導を考え、不要な意味のない慣習を押し付けないことを具体例を出しながら確認します。特に、「用いてよいよくない論争」については重要です。また、高校生に答案上で注意をしたときに、その注意が行き届かないこともありますが、それがなぜ届かないのかについても触れます。
後半の高校数学の新たなる発見 (「新た」でない可能性もある) は、日常の授業の中で発見された高校数学の話題を紹介します。現在の高校数学を教える人達のレベルは、30年前と比べると確実に進歩していますが、今回の発見は将来「あたりまえ」になるようなものになるかもしれません。

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