2021冬期_教育探求セミナー_理科講座案内|駿台教育研究所
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石■■■■川正■■■■明化 学3国公立大基 礎標 準難 関国公立大基 礎標 準難 関国公立大基 礎標 準難 関国公立大基 礎標 準難 関国公立大基 礎標 準難 関NEW国公立大基 礎標 準難 関1234567891234567891234567891234567891234567891234567892021/2022 冬期 教科別講座案内(理科)大学対策大学対策大学対策大学対策大学対策大学対策 映像石■■■■川正■■■■明化 学 映像石■■■■川正■■■■明化 学 映像石■■■■川正■■■■明化 学 映像石■■■■川正■■■■明化 学 映像石■■■■川正■■■■明化 学 映像教科別講座案内 理科東大・京大の化学問題の研究シリーズ⑫ −有機化学②構造決定−有機化学の知識が使いこなせるかをチェックする簡単な方法は、有機物Xの構造決定問題を解かせてみることでしょう。有機物Xの構造決定問題は、1970年頃から大学入試問題で登場し始めました。京大では、一貫してこのタイプの問題を出し続け、最近では複雑化、パズル化が進んでいます。一方、東大でも最近は有機物Xの構造決定の問題がかなり出題されるようになりました。京大■東大の有機物Xの構造決定問題の歴史的展開の流れを見渡し、複雑化し、パズル化した最近の問題に対し、どうすれば短い時間で構造決定に至ることができるか、その方法を提案したいと思います。※過去の同名講座と同じ内容です。東大・京大の化学問題の研究シリーズ⑬ −有機化学③有機実験・反応−有機反応は、反応が遅い、副反応、反応物等が蒸発しやすい、平衡に至る…など、実験上、様々な工夫を必要とすることが多いです。東大では有機実験に関し、教科書を超える内容の問題を出し続けてきました。ところで有機化学問題の主流は、現在、有機物の構造決定ですが、東大■京大では、配向性、アドレナリンやアリザリンなどの合成経路、有機反応機構など、有機反応自体に関する問題も出されてきました。そこで今回は、有機実験、有機反応に関する東大■京大の問題を徹底的に取り上げ、その対策だけでなくそれらをどう授業に反映すると教育効果が出てくるかを探究したいと思っています。※過去の同名講座と同じ内容です。東大・京大の化学問題の研究シリーズ⑭ −有機化学④糖類−糖類を教えるとき、ハースとフィッシャーの投影式の壁、鎖⇄環→多糖の反応の壁など壁だらけで大変です。京大では問題Ⅳで天然有機物、特に糖類が繰返し出され続け、問う内容は出尽された感があり、最近では高校レベルを明らかに超えた難問が出されています。一方、東大ではそもそも天然有機物に関する出題は少なく、糖類では単糖の立体異性体についてのハイレベルな問いが後期に出される程度でした。それでも、2014年度には複雑な多糖、2020年度にはサリシンの決定が出されるなど徐々に出されるようになってきました。本セミナーでは東大■京大の糖類についての問題を系統的に並べ、どのような教え方が必要かに迫ってみます。※過去の同名講座と同じ内容です。東大・京大の化学問題の研究シリーズ⑮ −有機化学⑤アミノ酸・ペプチド・タンパク質−この分野では、20種ものα−アミノ酸の確認から始まり、電離平衡の定量的扱い、等電点を利用した分離法、アミノ酸の配列決定、α−らせん、β−シートなど二次構造、ジスルフィド結合など三次構造、さらに四次構造、そして酵素の性質と速度論的扱いなど、教える内容が非常にたくさんあります。これらに関する東大■京大の入試問題を生徒の学習に役立つように系統的に並べ、また、まだ出されていない分野の予想問題も交じえながら、どのように教えていったらいいのかを探究していきたいと思っています。※過去の同名講座と同じ内容です。東大・京大の化学問題の研究シリーズ⑯ −有機化学⑥脂質・核酸−油脂・セッケンは、けん化価、ヨウ素価の計算に始まり、セッケンの合成実験、界面活性剤の働き、油脂の構造決定などを扱った問題が東大・京大でも出されてきました。最近では、リン脂質などのより複雑な複合脂質、テルペンなどの素材も扱われています。一方、核酸は、高校化学での歴史が浅く、また生物分野との境界線に迷うことが多いため、全国的にもどのような形で出題するのかの模索が続いています。京大では化学の問題となる工夫をして出題していますが、東大は2021年度までは一度も扱っていません。本講座では、全国の大学の化学問題で核酸はどう扱われてきたかを総括的に分析し、東大・京大の今後の展開を予想したいと思っています。※2021年度夏期・秋期の同名講座と同じ内容です。東大・京大の化学問題の研究シリーズ⑰ −有機化学⑦合成高分子−合成高分子化合物は、現代の私たちの日常生活に広く使われており、それらを紹介するだけで非常に多くの知識となります。したがって入試問題も単純にその知識の有無を問うことから始まりました。その後、高分子やモノマーを素材としたX決定問題、さらにやや複雑なモル計算も多く出されるようになりました。一方、機能性高分子ではイオン交換樹脂を扱うことが圧倒的に多く、滴定だけでなく、イオンの分離、さらに平衡定数を使った計算なども出されてきました。さらに、最近では生分解性高分子やリサイクル方法など、環境を意識した問題が増加しています。本講座では、東大・京大の入試問題を通じて合成高分子に関する入試問題の歴史的な展開と今後の動向を探究したいと思います。

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