大阪医科大学

1927年に開学した大阪医科大学は、2017年に90周年を迎えました。「国内外問わず如何なる地域においても活躍できる医療従事者を養成する」ことを原点に、これまで各方面で活躍する9,000人以上の医師を輩出してきました。この原点と伝統を継承し、これからも、高度先端医療、地域医療、医学を進歩させる研究において、力を発揮できる人材の育成に力を注いでいきます。

西門

医療の“次世代”をつくり出す

手術も放射線も抗がん剤も必要とせずに、がんの克服を目指す新治療法を普及させる

脳腫瘍は、医療の最前線を駆使しても根治が難しいとされる。腫瘍は正常な細胞と隣合わせにあり、余分に切り取ることができず、抗がん剤は脳にしみ込みにくい。そんな脳腫瘍の治療にも有効とされる治療法が「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)」である。BNCT(Boron Neutron Capture Therapy)は、中性子とホウ素の核反応を利用したもので、正常細胞にほとんど損傷を与えず、がん細胞を選択的に破壊する治療法で、初発・単発がんのみならず、個別臓器に広がったがんや転移性がん、難治性がんにも効果が期待できる。この治療法は手術も抗がん剤投与もなく低浸襲であり、患者のQOL(生活の質)向上が大きく期待されている。’次世代のがん治療’として期待されるBNCT。このBNCT医療の拠点「関西BNCT共同医療センター」が大阪医科大学に開設された。

授業風景
次世代医療BNCT画像

ここから次世代の医療が生まれていく

附属病院の医師は、日常的に急性期の患者のために力を尽くす。しかし、現在の治療法だけに頼っていては限界がある。さらなる治療法の開発には、’研究’が必要である。治療にあたっている臨床医たちが、日常的に研究に取り組める環境の必要性を感じ、基礎研究を臨床に活かす’橋渡し研究’の場となるTranslational Research(TR部門)を立ち上げた。立ち上げにあたり一つの核としたのが、がん研究におけるバイオバンクの創設である。バイオバンクへ各科から集められた数百のサンプルを活用したプロジェクトもスタートしている。抗がん剤は、その効果が個別的なことがあり、例えば、Aさんに効果的だったものでもBさんには副作用が発生してしまうことなどがある。そのため、基礎研究部門とコラボして、数十の抗がん剤の効果を調べ、患者に最も適した抗がん剤を見つけ出す手法を探っている。このように基礎研究を輪唱に応用した個別医療の道も開拓され始めた。TR部門およびバイオバンクを通じた取組みは、次世代の医療を生み出すシステムの構築である。

市民、行政、企業と連携した産官学連携プロジェクト「たかつきモデル」

大学内に「口腔内細菌叢(そう)研究の総合的推進」事業を立ち上げ、高槻市、高槻商工会議所(サンスター)、大阪医科大学の産官学が連携するプロジェクトがスタートしました。市民の協力を得て唾液のサンプルを収集し、唾液中の口腔内細菌叢を解析し、疾患や健康との関連性を探りだすというものです。この研究結果は、エビデンスに基づく健康増進施策や健康増進プログラムなどに反映し、医療費の適性化、健康寿命延伸への貢献を目的としています。

詳細ページ(大学公式サイトへ)

医療プロフェッショナリズム、国際交流、学生研究が大阪医科大学ならではの学び

カリキュラムの中で、本学の独自色を打ち出しているものが、医療プロフェッショナリズム、国際交流、学生研究です。これら3つの領域は、1年次からスタートし、6年次まで継続する縦断方のスパイラル教育であり、6年間かけ、医師が持つべき倫理観や姿勢、国際的視野、研究マインドを獲得することを目標にしています。自ら学ぶ「自学自習」の時間を授業時間として数多く設定していることも本学ならではです。教員と学生が到達目標を理解した上で授業に臨む、という工夫により、いま学んでいることが、将来、何につながるのかが明確になり、授業がより実りあるものになっています。

授業風景
詳細ページ(大学公式サイトへ)

大阪医科大学

問合せ 大阪医科大学 入試・広報部
住所 〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7
電話番号 (072)684-7117
公式サイト 大阪医科大学
 

大学最前線~進化する大学~TOP


Page
TOP